【書籍名】      流人道中記
【著者】       浅田次郎
【ジャンル】   時代小説
【面白度】  ☆☆
【主観的評価】
「破廉恥罪」で蝦夷(北海道)松前藩への島流しの刑を科された旗本の青山玄蕃と、それを松前藩まで送り届ける役目を命じられた押送人の与力石川乙次郎。
石川は武士らしからぬ態度の玄蕃を初めは軽蔑するが、道中玄蕃の人間性に触れるうちに、玄蕃の真の姿と彼が島流しの刑に服した理由を知る。

江戸時代における「武士であるがゆえの生きづらさ」は、現代社会にも通じる感があると思うのは、小生だけであろうか?

流人道中記(上) (中公文庫)
浅田次郎
中央公論新社
2023-02-21


流人道中記(下) (中公文庫)
浅田次郎
中央公論新社
2023-02-21





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